第11回公演「壱~いち~」

公演日程

2006年6月18日(日)  13:00/16:30

場所

江東区 門仲天井ホール

CAST

駿牙(スルガ)/吉田美千子
笛子(ふえこ)/内山良子
雉(キジ)/竹原康仁
壱(いち)/七海明美

STAFF

作・演出/七海明美
照明効果/佐藤多津行
音響効果/常世田雅枝
衣装/西中村光子
小道具/内山良子・竹原康仁
メイク/角地未保子

制作総指揮/吉田美千子
宣伝美術/七海明美

STORY


嵐が近付いていた。
 江戸時代を懐かしみ、江戸庶民の暮らしを真似る者たちが集う旧江戸街。
 そこで骨董屋を営む江戸屋駿牙は、嵐の晩にひとりの人斬りと出会う。
 「この身を見た者は不幸になる。『人斬り壱』の名を知る者は皆死ぬ。壱が死を運ぶ」
 哀しい目で人を斬る壱。
 「『人斬り壱』か…。しんどそうな目しやがって。真っ当な心根持った人間なら、人斬りが楽しいわけネェだろ…!」
 太陽の下で生きる駿牙と、嵐の夜を駆け抜ける壱。
 生き方の違うふたりが出会った時、物語が始まる。
 「駿牙さん、壱は、誰かを守る風になりたい」
 壱は云う。頭上に晴れた空が広がる日を夢見て…。

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